自分の
人生のハンドルは
自分で握りたい。
わたしの使命

もともと父が商社マン。その父は 20 代後半で商社を辞めて、実家を継いで小さな企業の経営をしていました。そんな父が「商社はいいぞ」「商社で働くことは楽しいぞ」とよく言っていたことを覚えています。商社とはどんな場所なのか、子どもながらに関心がありました。また、父が実家を継ぐことで、やり残した仕事があるのではないか、だとしたらそれは何なのか。父が見ていた景色を知りたいと思ったことがいちばんの理由です。もう一つ、大きな志望理由があります。私が高校生ぐらいのとき、IT 企業が世の中の話題を席巻していました。「情報」というまだ歴史の浅い産業が、これまでのビジネスの在り方を大きく変えていく。その様子を目の当たりにしました。アイデア一つで事業が生まれ、世の中を動かすような仕事をしてみたいと自分も思ったのです。伊藤忠は商社の中でも、通信の自由化のときに大きな事業を立ち上げたりと「情報」の部分に強かった。そんな部分にも惹かれて、入社を決めました。
2014 年の 3 月まで情報・保険・物流部門の企画統轄課に所属し、部門の 30 社以上の事業会社の分析や、今後行っていく新しい M&A に伴うインパクトの試算、また買収した企業の経営管理といった業務を担当していました。あくまで一つの部門にしか過ぎないのですが、利益規模は 100 億円単位の水準でかなり大きな事業規模になっています。私はそこで、グループ会社と共同で買収した当部門の関連会社に 2 ヶ月ほど張り付き、買収後の PAI (Post Acquisition Integration) 業務に携わらせてもらいました。“カーブアウト型”といって会社全体ではなく、先方の一部事業のみを買収するかたちのディールだったので、より一層買収後の経営管理強化体制が必要でした。そこで現地マレーシアに赴き、計数管理や人事組織体制管理、権限規定、内部統制などの整備業務を、すでに駐在していた先輩と一緒に行いました。現地社員の方々と顔をすりあわせて、業務にあたる日々。すると信頼関係が生まれてくるものです。帰国するときには、お世話になった社員の一人からから「もう帰るの?まだまだここにいなさい。スタッフもみんな、あなたのこと“good”と言ってたわよ。」と声をかけていただいたことは、今でも覚えています。ただビジネスの規模だけで仕事の成果を語るのではなく、そこにある信頼を得られたこの経験は、この仕事の本質に触れた気がしました。英語はあまり得意ではありませんでしたが、大事なことはちゃんと相手に届いていたのです。こうした経験が、今のアメリカでの業務にも活きていると感じています。

もともとあるビジネスの枠組みの中で、事業を売ったり買ったりと分子 (≒伊藤忠の取り分) を増やすのではなく、世の中のビジネスの分母そのものを増やしていく。そんなゼロをイチにする、商社だからこそできる仕事を私はやりたいと強く思っています。特に情報のような分野は良くも悪くも“伝統”が無いので、とにかくいろいろなことに挑戦し、走り続けていかなければ死んでしまいます。伊藤忠では年齢関係なく若手にも積極的にアイデアを出してほしいという空気感が強くあるので、思ったことはしっかり周りに発信し、守るのではなく、リスクを取ることを恐れず攻めの人生を突き進んでいきます。
| 2011 年 | 国内営業、ライセンス事業及び投資管理業務を担当 |
|---|---|
| 2012 年 | M&A 支援業務や計数、投資管理業務を担当 |
| 2014 年 ~ | 米国における投資管理業務、IT・モバイル・メディア領域の新規投資・事業開発を担当 |

伊藤忠商事の相互会バスケ部の集合写真です。体に溜まった悪いものを出すために、なるべく休まず参加するようにしています。普段はなかなか機会の無い、他部署の先輩方やグループ会社、また他社の方々との繋がりが出来るのも非常に楽しいです。

井上 大輔
海外実習生 (ニューヨーク駐在)
早稲田大学卒業。27 歳。2011 年入社。機械・情報カンパニー通信・モバイルビジネス部通信ネットワーク課へ配属。その後、住生活・情報カンパニーに組織変更。2013 年より企画統轄課へ異動し、部門全体の統括業務に従事。2014 年より海外実習生としてニューヨークへ駐在中。
